【axes femmeのSDGs】女性支援の若草プロジェクト とのお取り組みをご紹介

axes femmeでは、ファッションを通じてSDGsへの取り組みを行っています。

例えば、axes femmeの古着を専門に扱う「Vintage Store」の運営や、廃棄される洋服のハギレを再利用した商品開発、ワークショップなどもその一部です。

また、この売上の一部は女性支援プロジェクトである「若草プロジェクト」に寄付しております。

今回の記事では、「若草プロジェクト」のご紹介、そして2022年8月に実施した若草プロジェクトとの新たなお取り組みをご紹介させていただきます。


【若草プロジェクトとは】
困難な中にいる少女や若い女性たちを支援する為に2016年4月にこのプロジェクトを立ち上げました。
「誰一人取り残さない」ためにも、今こそ、若年女性の問題に向き合うことが必要です。
彼女たちに支援を届けるために、私たちは「つなぐ」「まなぶ」「ひろめる」活動を行っています。

「まちなか保健室」のワークショップにaxes femmeが参加!

若草プロジェクト

若草プロジェクトが運営する「まちなか保健室」は、秋葉原と御茶ノ水の間にある、10代・20代の女の子のための居場所です。困った時に気軽に相談できる相談員さんも在中していて、ふらりと立ち寄れるプライベート保健室のような場所なのだそうです。

飲み物や軽食・wi-fi・電源を完備。何もせずゆっくりするだけでもよし、何かにチャレンジしたくなったら定期的に開催されているワークショップに参加もできます。これらはすべて、無料です。

今回、axes femmeがご一緒させていただいたのは、「axes femmeハギレを使ったカルトナージュ体験」のワークショップ。これは、アパレル業界で問題になっているお洋服の廃棄を減らすべく、axes femmeが定期的に開催している人気のワークショップです。

axes femmeと若草プロジェクトをつないでくださった、取引先のタキヒヨー株式会社様とのコラボイベントとして、企画されました。

若草プロジェクト

当日、会場にはずらりとハギレが並びます。参加者様は、最初の柄選びから「可愛くて迷う!」「これ、あなたに似合いそう!」と楽しく会話をしながら、お好きな柄を選んでくださいました。

若草プロジェクト

それぞれが慎重に柄合わせをしたり、慣れない道具を使って黙々と手を動かしたり…。アットホームな空間の中、途中の工程を見せあいながら、それぞれのペースで作品を仕上げていきました。

若草プロジェクト

ワークショップ後の交流タイムでは、株式会社IGAのご紹介もさせていただきました。axes femmeをはじめとするブランドのご紹介や、当日会場で参加したIGA メンバーの仕事内容のご紹介、そして、実際にお洋服も見ていただきました。

若草プロジェクト

参加者の中には、axes femmeをご存じで着用して来て下さった方もいらっしゃり、私たちとしては嬉しいばかり。

お洋服についてや、それぞれが今の仕事に就いたきっかけについて参加者様からご質問をいただくなど、とても楽しい時間を過ごせました。

参加者のみなさまから、「楽しかった」「他のアイテムも作ってみたい」「またお店に行きます」といったお声もいただき、私たちとしても、新たなご縁ができたことを嬉しく思っております。

【社長インタビュー:なぜ若草プロジェクトとのお取り組みを?】

ーーaxes femmeの古着を専門に扱う「Vintage Store」や、廃棄される洋服のハギレを再利用した商品作りやワークショップなど、SDGsを意識した取り組みをたくさんされていますよね。そういった取り組みの売り上げを寄付しようと思ったきっかけを教えてください。

五十嵐さん

「世の中のために、私たちが貢献できることは何か?」ということは常々考えていて、売り上げの一部を定期的にどこかへ寄付したいということは、Vintage Storeの取り組みを始めた頃からずっと考えていました。

その先が、子供軸なのか、女性軸なのか。どちらの団体に寄付しようかと考えていた中で、取引先であるタキヒヨー株式会社の方から「若草プロジェクト」さんをご紹介いただき、お互いが想いに共感したことがこの取り組みのきっかけですね。

ーー寄付から始まり、今回はワークショップを開催。社外の企業や団体と積極的に繋がっている印象を得ますが、それはなぜですか?

五十嵐さん

「IGAという会社としてSDGsに積極的に取り組んでいく」と活動している中で、出会えたつながりはより濃くしていきたいと思ってしまうのが私の性格でして…。薄い取り組みはしたくないなと思っているから、お取り組みする方々とはたくさん対話をするし、それで意気投合して、「こんなこともやりましょう」と企画が生まれていってしまうんですね。

ーーということは、今後もお取り組みは続いていくのですか?

五十嵐さん

まずは春夏秋冬の年4回、お取り組みをしようとお話ししています。そのうち2回はワークショップ、他の2回は参加してくださった方々へのコーディネート提案を予定しています。

若草プロジェクトに通う方々にaxes femmeのスタッフによる接客を体験してもらって、ファッションの楽しさが伝わったら嬉しいなと。その先に、もし我々が開催しているファッションショーに出たいと言ってもらえたり、何かファッションに力をもらって社会復帰に繋がったり、そこまでいかなくても笑顔で過ごす時間が増えてくれたら嬉しいなと思っています。

ーー「ファッションの楽しさを知ってもらう」、SDGsな取り組みの軸にもこの想いがあるんですね。

五十嵐さん

今回、取り組みのきっかけはワークショップでしたが、みんなでわいわい楽しむことで参加者もIGAの社員も笑顔になる。そんな時間が作れるのがいいことですよね。

世の中的に必要なことだと言っても、SDGsは社長1人のがんばりでは成功しないものです。そもそも話題が難しいものですし、そんなに簡単なものではないと心得ています。だからこそ、こういったつながりをきっかけに多様な人々がいるのだとスタッフが理解すること、それをお客様にもお伝えすることで、一緒に取り組んでいかないと、と思っています。

実は若草プロジェクトさんの他にも継続的なお取り組みがあります。ハギレを使った商品は、福井県の障がいを持つ方々に縫ってもらっているんです。

このようにaxes femmeに関わってくださる方々には、代表者を店長会にお招きして、現場のスタッフたちに直接お話しいただく機会を作っています。

障がいを持つ方が働くには「こういう環境でこういう賃金で働いています」という課題や、若草プロジェクトさんも「女性の立場に関するこういう課題があります」とお話ししていただくことで、まずは店長たちが理解する。

axes femmeは多様性という言葉も大切にしていますが、社会には色々な立場の方がいること、そして会社の中にも色々な立場のメンバーがいます。

すべての人をファッションを通じて幸せにしていくためには、年齢・体型・国境性別に囚われず、多くの人と出会い、axes femmeのファッションに触れていただく機会を作るべきだと思っていますので、今後もさまざまな活動をしていきます。

【Vintage Storeのご紹介】

ヴィンテージストア

【Vintage Store】

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【7月に開催したSDGs week】

SDGs