創業の地・越前市と共催！ 市役所庁舎前ひろばで行われたダイバーシティーファッションショー！

IGAの五十嵐さんから直々に、「今年axes femmeが20周年なので、創業の地である福井でファッションショーをしたいです」とご提案いただいたことがきっかけです。

“誰でも輝ける場所” ”誰でもファッションを楽しめる場所” を実現するために、年齢や性別に関係なく、どなたでも参加いただけるファッションショーを全国で開催しているとお聞きして、とても共感しました。

というのも、越前市は「誰でも、どんな立場でも、何歳でも輝ける街」という目標を掲げたまちづくりを推進しているんですね。

近年取り組んでいる施策の中には、ダイバーシティの推進・多文化共生の推進といった、axes femmeさんの目指す世界と重なる部分も多くあります。

ちょうど、市役所の建物も新しくなったタイミングでしたし、ぜひ市役所庁舎前ひろばを使ってくださいとお話ししました。

越前市は、「多様性」が受け入れられやすい街だと思います。

そもそも外国人の方が人口約８万人のうち5000人（人口の6%）を占めていることもあり、生活の中に多様な文化が存在しているんですね。

年齢・性別・国籍・体の特徴も関係なく、同じ街に住む人々同士、それぞれの文化を認め合って生きていこうと、一緒に生きていける社会の実現を目指しています。

2022年10月からは、福井県内で初めて、LGBTQ +の方々の婚姻関係を認めるパートナー制度も始まります。

そういったタイミングもあり、今回のお取り組みは市の方向性ともぴったり合ったと思います。

そうですね（笑）。あまり前例のない取り組みなのではと思っています。

しかし、このお取り組みだからこそ、市の目指す方向性を表現できたとも実感しています。

というのも、いくら私たちがまちづくりの方向性を決めたとしても、市民の皆様に知っていただき、ご理解いただけなければ、実現は難しくなってしまうんですよね。

新聞やメディアを通じてお伝えすることも１つの手段ですが、それだけでは全てを理解するのは難しいかもしれません。

今回のように、ファッションショーという形で市民の方々にさまざまな文化を体験してもらえたことは、価値があると思っています。

ファッションショーには、高校生・専門学校生・外国人の方・LGBTQ +の方など、多様な文化を持った方が参加されていたので、それぞれ異なる表現を楽しんでもらい、理解し合う一歩となれば、嬉しいです。

五十嵐さんに「山口さん、出ますよね？」と促されて、「なんでもします！」と歩くことを決めたものの、流石に緊張しましたね（笑）。

シャツとネクタイは、axes femmeと武生商工高等学校がコラボした紫式部イメージのコラボアイテムで、セットアップはaxes femme Xのものです。

いま、越前市は紫式部ゆかりの地として町おこしをしています。

そのプロジェクトリーダーを担う身として、このコラボアイテムを自分が着ることにも意味があるのではと思いました。

少し先の話にはなりますが、2024年3月に北陸新幹線が福井まで伸びます。それと同時に「越前武生駅」ができまして、東京からのアクセスもよくなりますので、ぜひ遊びに来てください！