【femmenect FILE】vol.9 arisa「出会ったときから一目惚れ。ずっとaxes femmeが大好きです」
<Profile>
名前|arisa
Instagram|@axes_staff_arisa
所属店舗|axes femme本部(2010年入社)
ニックネーム|店舗スタッフ時代から「ありさちゃん」と呼ばれています!
発信について|私の好きな色、ブルーの投稿が多め♡お洋服以外にも好きなカフェやネイルも投稿しているので、共通点があればぜひお話しましょう!
ずばり、推しは?|「マグカップ集め」:キャラクターやモチーフデザインのマグカップを集めるのが趣味♡目白にあるアコリットさんというカフェへ行ったとき、たくさんのマグカップがディスプレイされていたのが可愛くて集め始めました!
Interview|きっかけは「お母さんの遅刻」!? arisaさんとaxes femmeの出会い
ーーどのようなきっかけでaxes femmeと出会ったのでしょうか。
axes femmeと出会えたきっかけはちょっと変わってて、お母さんが遅刻したからなんです(笑)。
高校生のとき、学校終わりに地元のイオンモール川口前川店でお母さんと待ち合わせていたんですが、時間管理が上手なお母さんがたまたま遅刻してしまって。時間をつぶそうと「これまで入ったことないお店に全部入ってみよう!」と思い立ちました。
当時の私は日焼けサロンで肌を黒くして、axes femmeとは180度違うサーフ系のファッションを楽しむギャルでした(笑)。ちょうど益若つばささんやくみっきーさん達のような白ギャル・ロリータギャルが登場した頃で、ギャルと言えば色黒だと思っていた私には衝撃。
「こんなスタイルもあるのか!」と実は憧れがあったものの、お洋服の値段も高そうだし、可愛すぎて自分には無理だろうなと決めつけていました。
そんな中、「今の私と系統は全然違うけど」と思いながら入ったaxes femmeで、憧れだったアンティーク調のブラウスと目が合った瞬間、ビビッと一目惚れ。
金額も自分の想像よりリーズナブルで、「このお洋服を着たい!」と思ったのがaxes femmeとの出会いです。
ーーその後はどのような経緯で入社したのですか?
axes femmeのお洋服はもちろん、世界観にもどんどんハマって、自然とaxes femmeで働きたいと思うようになりました。
ただ、当時は人気ゆえになかなか求人募集がなくて……。店舗スタッフの人にも直接、募集はないか聞きつつ求人を待ちました。
だから、池袋のサンシャインシティのオープニングスタッフの募集を知ったときはすぐに応募。axes femmeで働きたい一心から、面接が終わったあとも採用担当の方へ「私はどうでしょうか?」と毎日のように電話で猛アタックしました。
採用の連絡がきたときはとても嬉しかったです。
ーーarisaさんの愛情と熱意が伝わったんですね。
たくさんアピールしたので、愛情と熱意を信じてもらえたのかなと思います(笑)
でも今振り返ると、あのときお母さんが遅刻していなかったら、axes femmeはずっと憧れのままだったかもしれません。きっと、ここにもいなかったと思います。
そう思うと「お母さん、遅刻してくれてありがとう!」です(笑)
ーー入社から約10年が経ちますが、arisaさんから見たaxes femmeの魅力はどういったところでしょうか?
femmenectたちの発信でご存じの方も多いと思いますが、スタッフ同士がとにかく仲良しです。これはaxes femmeの運営会社、株式会社アイジーエーの魅力でもあります。
店舗内のスタッフ同士が仲良いのはもちろん、本社スタッフとのコミュニケーションも多いです。同じ業界で働く友達と話してみると、この仲の良さはaxes femmeらしさなんだと気づきました。
それから、社長の五十嵐さんが一人ひとりの意見に耳を傾けてくれますし、挑戦できる環境もあります。
私は今、本部でマーケティングやイベントの企画、SNS撮影などの業務を担当しているんですが、きっかけは「会社としてSNSを活用したいです!」と五十嵐さんに言った一言から。
店舗で接客をしていたとき、SNS経由でaxes femmeを知り、来店してくださるお客様がとても多かったんですね。
会社としてSNSアカウントはあったんですが、うまく活用されていなかったので「私にSNSをやらせてください」と伝えて。「それなら、やってみてよ!」と少しずつ業務を任せてもらえるようになりました。
コロナ禍で店舗が休業してしまったときは、情報発信やお客様とつながるためのツールとしてSNSにとても助けられました。そこから会社としても本格的に活用を始め「arisaさんお願い!」と、本部へ異動することになったのです。
ーー店舗スタッフから本部業務まで、多くの経験があったと思いますが印象に残っている出来事はありますか?
店舗スタッフのときに出会ったお客様と、イオンモール京都桂川店でのファッションショーで10年振りに再会したことです。
そのお客様は、私がサンシャインシティで働いていた時に出会い、何度もお店に足を運んでくれました。あるときからだんだんと疎遠になり、私も異動になったので会う機会はなくなってしまったのですが……
それから約10年後、今年3月の京都桂川で行われたファッションショーに本部からサポートスタッフとして参加しました。ファッションショーはaxes femmeが好きな一般のお客様がモデルをされるのですが、そのうちのお一人から「ありさちゃんだよね」と声をかけられて。
え?と思ってお話をすると、なんとサンシャインシティのときに私を慕ってくれていたお客様だったのです!マスクをされていたので私は全然気がつきませんでしたが、まさか参加されているとは思わず、すごくびっくりしました。
お話すると、疎遠になってしまったタイミングで関西へ引っ越されていたそうです。私が接客をしていたときとお変わりない姿が懐かしくて、思わず胸がじーんとしましたね。
ーー全然違う場所で10年振りにお客様と再会できる。すごく素敵ですね。
はい。まさか京都で会うとは思ってもみなかったです。
でもなにより、私のことを覚えてくれていたことがすごく嬉しかった!実はそれもSNSのおかげなんですよ。
その方が「ありさちゃんのInstagramもチェックしてます!」と仰ってくださって、ここでもまた「つながる」ツールとしてのSNSの力や魅力を実感しました。
arisa’s axes♡
◆arisa=「自分の好きを貫く、フェミニンカジュアル」
絶対着たいと思うフェミニンアイテムを1つ選んでから、そのアイテムを中心に足し算引き算でコーディネイトを組んでいます♡
例えば、トップスがフェミニンならボトムはシンプルに。ボトムが甘めならトップスはカジュアルに。フェミニンにもカジュアルにも寄りすぎない、フェミニンカジュアルが私のスタイル♩
このスタイルに辿り着いたのは、私らしいファッションを楽しもう!と自分に素直になれたから。
自分が年齢を重ねたこともあってシンプルで落ち着いたコーディネートにしたこともあります。ですが、「この年齢はこうあるべき」という固定概念に縛られていたせいか、ファッションを全然楽しめなくなってしまったんですよね。
それなら、自分が好きな可愛いらしいものや、フェミニンさを取り入れた上で、大人っぽさも出そうと今のスタイルが完成しました。
だから、譲れないフェミニンアイテムを最初に決めるのが一番のポイントです!
◆Key color=くすみブルー、アイスブルー
ブルーは、メインにも引き立て役にもなれるカラーです♩
「カラーアイテムは難しいから」とためらってしまうお客様も多いですが、コーディネート全体のバランスを考えるとそんなことはありません!
ブルーの対極、ピンクを取り入れるときは、ブルーが挿し色の役目を果たすようブルーのアイテムは1つにしてそれ以外をピンクで統一。
他にもボトムにくすみブルー、トップスをアイスブルーにするなどワンカラーでまとめれば、自然とコーディネートがまとまります!
ここだけの話、ブルーが好きなのはちょっとした”反抗心”から。幼稚園のときに「女の子といえばピンクが好き」という考え方に納得できなかったのが理由です(笑)。
フェミニンカジュアルもそうですが、私は何歳になっても、どんな自分であっても、自分の好きなものに素直でありたいと思っています。
◆arisa’s Favorite♡
サンシャインシティの5周年リニューアルオープンを記念したワンピースですね。このワンピースは私が店長を務めているときに「周年記念に合わせて、お洋服で思い出を作りたい!」と思い、企画して制作したアイテムです。
axes femmeで完売するくらい人気だったアイテムの復刻版としてデザイナーと協業しながら制作。お客様からも、さらにはスタッフからもご好評いただけてとても嬉しかったです。
ワンピースを手に取るたびに、「これはサンシャインシティがリニューアルしたときに買った洋服だ」と振り返ってもらいたい、店舗を身近に感じてほしいという気持ちを込めました。
それ以来、サンシャインシティ限定で周年ごとにお洋服を作る文化が定着しました。私の思い出にも残るお洋服です。
◆arisa’s Recommend Staff
femmenect 横浜ジョイナス店madoka(@madoka_poetique)さんです。
一緒に働いていたこともあるんですが、写真の時のポージングや表情がすごく自然体。かしこまっていないラフさが参考になります。
◆スタッフも注目する、arisa流 Instagram運用の秘訣
ーーarisaさんの投稿を参考にしているfemmenectも多いですが、投稿でのこだわりはありますか?
投稿にはめちゃめちゃこだわりがあります!
大きく3つあるんですが、1つ目は写真の明るさや色味を統一させること。カメラはもともとiPhone内蔵されているカメラアプリを使っていますが、加工で全体に統一感がでるようにしています。
2つ目は、同じ画角とジャンルを連続させないこと。全身のファッションを投稿した次は、アップのネイルの写真、次は引きのカフェの写真、というように画角とジャンルをバラバラにして投稿しています。
3つ目は、2つ目と被るんですが、投稿内容を「ファッション」だけにしないこと。
ーー「ファッション」だけにしない? 3つ目はどういうことでしょう。
アパレルのスタッフなのに、と思いますよね(笑)以前は私も同じように考えていたので、毎日「ファッション」の投稿をしていました。
ですがある日、店舗に来られたお客様から「ちょっと話しかけづらいです」と言われてしまって。よく考えてみればそれもそのはず、投稿を見てくださっている方からすれば私は、ファッション”だけ”が好きな人に見えていて、関わりづらい印象を与えてしまっていました。
もっとたくさんお客様と話せるように「ファッション」以外の共通点があればいいなという思いと、ファッションだけじゃない私も知ってもらいたいという思いから、ネイルやカフェなど好きなものも投稿し始めました。
すると「私もこのカフェ行きました!」というように会話の入口がどんどん広がって、「arisaさんと話したいから出勤日を教えてください!」とまで言っていただけるように!
今は「ファッション」ではない入口から私のことを知ってくださった方が、axes femmeも好きになってくれたらいいなと思っています。
◆Future is …♡
今、axes femmeは「つながろう」を合言葉にこれまでとは違うかたちのイベントをたくさん企画しています。
私たちが主催してお客様を招く王道スタイルではなく、ダイバーシティファッションショーのようにお客様もaxes femmeスタッフも一緒に参加することで「つながる」イベントに。
その中で私が特に注目してほしいのは、axes mobilityの活動ですね。
これまでであれば店舗でお客様を待っていた私たちから、お客様に会いに行くことができる新しい取り組みです。axes mobilityには、普段は関わることのない店舗のスタッフも参加しているので、スタッフとのコミュニケーションも楽しめます。
他にもfemmenectとのお散歩イベントなど、店舗の枠を超えたイベントも。
距離や場所でつながれなかった点と点をつなげる、お客様もスタッフもaxes femmeを好きなみんながつながり合える機会をたくさん作っていきたいです。