【femmenect FILE】vol.11 ひー様 「介護、飲食を経て、30代で初めて入ったアパレルの世界。全てがつながって、今がある」
<Profile>
名前|ひー様
Instagram|@axes_staff_hiisama
所属店舗|axes femme イオンモール浜松志都呂店 店長(2012年入社)
ニックネーム|最近はどこに行っても、皆様が「ひー様」と親しみを込めて呼んでくださって、とっても嬉しいです。ありがとうございます!
【発信について】
30,40代の女性の方でも着られるようなコーデを意識して、主にSTAFF STYLINGやインスタグラムで発信をしています。
最近はaxes femmeのみに留まらず、Nostalgieやpurple label、AXES-Xとの組み合わせにもトライしています。
オトナな雰囲気でクールに着られるテイストに持っていくのは、若いスタッフではできないことだと思っていて。王道で着るのもかわいいんですけど、個性が出る「自分がリアルで着るコーデ」を意識して載せています。
浜松志都呂店で一緒に働いているまいちゅんは、王道のaxes femmeコーデがすごく似合うので、王道を見せたい時にはまいちゅんに着てもらって、スタイリングの役割分担をしています。
ひー様のコーディネート一覧はこちら
【ずばり、推しは?】
旅行とお酒です。昔から旅行が大好きで、日本の色んなところに足を運んでいます。
そして最近ハマっているのは、ご当地のお酒。観光ついでのお土産に、日本各地の地酒(日本酒、梅酒、ワイン)を買って、味の違いを楽しんでいます。
ちょこちょこ飲むのが好きなので、なかなかボトルが減らず、旅行が増えるとどんどんボトルが増えていきます。お酒を保管するために棚を買ったのですが、収まらなくなってきたくらいです(笑)
全国47都道府県の地酒をコンプリートするのが最終目標です!
Interview|介護、飲食を経て、30代で初めて入ったアパレルの世界。全てがつながって、今がある。
ーーひー様はどのようなきっかけで入社されたのでしょうか。
実は、アパレルのお仕事はaxes femmeが初めてです。それ以前は、介護関係、飲食関係で長く働いていました。
元々服が好きだったこともありますが、人を支えたり助けたりする仕事をずっとしていたので、全く毛色の異なる「キラキラしたアパレルの世界」にはずっと憧れがあったんです。
axes femmeを知ったきっかけは、axes femmeが好きな友人とのお買い物。友人の付き添いで、初めてお店に入りました。
スタッフさんの雰囲気が柔らかくて、ちゃんと仕事をしているけどリラックスしていて、ずっと笑顔で楽しそうだったのが、すごく印象深かったんです。
ある日、30代でアパレル業界への転職を志した時に、楽しそうに働いていたaxes femmeのスタッフさんをパッと思い出したんです。「キラキラしたアパレル業界で働きたい!そして、アパレルで働くなら、axes femmeがいい!」という感じで、当時は半ば “ノリ”と”ダメ元” で固めた決意でした。
すぐに、axes femmeを運営している株式会社IGAを受け、無事内定をもらいました。今年で入社10年目になります。
ーー介護・飲食を経て得た経験は、アパレル業界でも活かされましたか?
前職での経験は、今の私の大切な土台になっています。
介護の世界は、介護される方も、一緒に働いていた方も、二回りも三回りも上の方々。礼節を重んじた、「人との接し方」を学びました。
飲食の世界は、とにかく接客が大事。お客様と関わる時の言葉使いや表情、テンションなどの「接客のノウハウ」は、飲食の世界で学びました。
お寿司やさんで働いていたのですが、実は体力勝負の職場で…。シャリをとぐところから、お茶出し、接客、配膳、掃除…とお店を締めるまで丸一日働くことが多く、おかげさまで、体力と忍耐力までしっかり鍛え上げられましたね(笑)。
介護のお仕事で「人との接し方」、飲食のお仕事で「接客のノウハウ」を学び、その全てがつながって、今があると感じます。
30代でアパレル業界に入って、この年齢で今を迎えたからこそ、『#私のオトナaxes』の企画にも携われました。色んなお仕事を経験してからアパレル業界に入れたことは、結果的に本当に良かったなと思っています。
ーー前職の経験を活かしながら、今はaxes femmeでお客様とつながっているのですね。印象に残っているお客様との思い出はありますか?
STAFF STYLINGを始めてしばらくした頃、神奈川県から来てくださったお客様が、「実はひー様のスタイリングをずっと見ていて、すごく好きで!ひー様に会いたくて来ました!」と声をかけてくださったのが、本当に嬉しかったです。
というのも、私は2年前あたりからSTAFF STYLINGにコーデを載せ始めたのですが、初めのうちって、お客様に見てもらえているかどうか全くわからないじゃないですか。
「私たちが会えない、画面の向こう側のお客様」に、axes femmeの魅力を届けるために始めたSTAFF STYLINGでしたが、ネットだと反応が見えないからこそ、本当にお客様のためになっているのか、イマイチ実感が湧かなかったんです。
「わあ、本当に見てくださっているお客様がいるんだ!」と、想いが届いた実感が初めて湧きました。あの一瞬で、もっと頑張ろうって思えましたね。
お客様がいてこその私。その後も、本当に色んなお客様に支えられています。
今では、南は大分県から、北は新潟県から、浜松まで会いに来てくださる方もいます。旅行先をあえて浜松にして、「今回の旅行のメインイベントは、axes femme イオンモール浜松志都呂店なんです!サブイベントとして観光もちょっとだけしようと思っているのですが、浜松のおすすめのスポットを教えてください!」なんて声をかけてくださるお客様までいらっしゃいます…!(笑) 嬉しいですね。
ーーお客様から人気を集めている、ひー様のSTAFF STYLING。どんなところを意識しているのでしょうか?
ずっとお客様に見続けられるもの、参考になるものを、浜松志都呂店スタッフのまいちゅんと一緒に考えて、考えて、考えまくっています。
「たった一人のお客様でもいい。少しでも参考にしていただけるのなら、頑張りたいよね。」と励まし合って、日々工夫しています。
まず、お洋服そのものの美しさを正しく伝えるために、髪型や化粧はしっかりと整えています。
スマホでaxes femmeのアイテムを見てくださっている遠くのお客様にとっては、「静止画一枚の印象だけで、axes femmeのアイテムが輝くか輝かないか」が決まるんです。だからこそ、できるだけ輝くように、細かいところまで詰めています。
あとは、撮影場所ですね。イオンモール浜松志都呂には、日当たりが良くて、綺麗に後ろ側がひらけている、全面ガラス張りのバルコニーがあるんです。店舗からバルコニーまでは結構歩くのですが、必ずそこで撮るようにしています。
初めのうちは店舗内で撮影していたのですが、人工的な照明だとどうしても、axes femmeのお洋服本来の綺麗な発色が表現できないんです。だからといって、暗い写真を加工でどうにか明るくしようとすると、本当の色がわからなくなってしまう。
「色が違う。実際の色がわからない。」とのお客様の声も多くて…。ナチュラルな明るさで、色味もそのままで、なるべく現物に近い写真を撮れる場所を探して、やっと見つけたのが、今の撮影スポット。
そのバルコニーは、今となっては、axes femmeファンの方に「聖地」と呼ばれるまでになりました(笑)。 浜松志都呂店にいらっしゃったお客様が、私たちと同じアングルで写真を撮ってくださるんです。
自店周りに映える撮影スポットがあったのは幸運でしたね。いまだにバルコニー以上の撮影スポットは見つけられていません(笑)。
ーー細部にまでこだわっているからこそ、たくさんのお客様に写真を見ていただけて、ひー様の今のご活躍につながっているのかもしれませんね。最近では、テレビショッピング番組のQVCにも出演されていましたよね。
初めてのTV出演、初めての生放送でした(笑)
QVCに出演するようになったきっかけは、「axes femmeを色んな人に知ってもらう試みとして、新しいことしたいんだけど、どう?」と五十嵐さんに声をかけてもらったことがきっかけです。
二つ返事で、「いいですね!やりたいです!」と答えました。
先ほども言いましたが、元々私がSTAFF STYLINGやSNSでの発信に力を入れている理由は、「私たちが会えない、画面の向こう側のお客様」に、axes femmeの魅力を届けるためです。
QVCに出演することで、「もっとたくさんの人にaxes femmeの魅力を届ける」という目標が実現できた気がして、これ以上ないほど嬉しかったですね。
ーー初めてのTV出演、初めての生放送。緊張はありませんでしたか?
QVCでは、半年以上の時間をかけてQVCのために企画された「axes femme style」の10型を紹介しました。
デザイン、サイズ感、素材、色展開、価格など、細かいところまで考えに考え抜かれた渾身の10型です。QVCの放送時間、1時間半で伝えきれないほどたくさんの魅力が詰まっています。
実際の収録では、カメラが何台もあって、人もたくさんいて、初めての環境で、とても緊張しました。紹介したいポイントを上手くまとめられるか、axes femmeの魅力をしっかりと伝えられるか、放送前は不安にもなりました。
でも、「もっとたくさんの人にaxes femmeの魅力を届けたい」と考えれば考えるほど、緊張は解けていきました。その想いだけで、振り切って頑張れましたね。
そして、QVCに出演して初めて分かったことなのですが、axes femmeのことをまだ知らない人が想像以上に多かったんです。QVCを見てから初めて、店舗に足を運んでくださった方もたくさんいました。
こんなにも魅力的なブランドってなかなかないのに、まだ伸び代がたっぷりとあることに気づいたんです。それなら、「もっともっと…もっとたくさんの人にaxes femmeの魅力を届けたい」と、改めて強く思いましたね。
ひー様’s axes♡
◆ひー様=「クール○○」
「クールエレガント」「クールカジュアル」など、基本的にはクールをベースにしたテイストを、私の中で一番大事にしています。
クールな雰囲気を作るために意識するポイントは、「着た時の全体のライン」と「カラーの合わせ方」。
トータルコーディネートで形作られるシルエットを綺麗にして、色が入っている面積のバランスを考えながらスタイリングしています。
ストールや帽子、アクセサリーなどの小物を使うと、シルエットと色のバランスを取りやすいのでおすすめです!
◆Key color=「ブラック」
「常にかっこいい女でありたい」と思って生きてきたので、ブラックは若い頃からずっと好きで、自分にとって必要不可欠な色です。私生活でも黒がベースですね。
ブラックは、部分的に取り入れるだけでも全体の雰囲気が締まるので、クールな着こなしにはぴったりのカラー。
…とは言いながら、たまたま今日の服はグリーンなんですけどね…(笑)
今日着ているアイテムは、『#私のオトナaxes』のアイテム。ニットのベスト×ワンピースのアンサンブルです。
カラーは暗めのブルーグリーンなので、小物や靴で黒を入れれば、よりクールに着こなすことができます。
ニットベストのサイドはリボンデザインで、ウェスト付近をキュッと締めることができるのですが、あえて少し緩めにして、全体のラインが綺麗に見えるように調節してみました。
靴はレースアップギリーブーツをセレクト。舌革がなく、フロントが開いたデザインなので、靴下・タイツの柄やカラーを覗かせて遊ぶような合わせ方もおすすめです◎
◆ひー様’s Favorite♡
企画段階から携わっている『#私のオトナaxes』は、当然ですがとっても大事にしているブランドです。秋冬に向けて、『#私のオトナaxes』第三弾もリリースされたので、チェックしてみてください。私と同じくらいの世代の女性に向けて、今まで頂いてきたお客様の声を全て反映させて制作したので、思い入れは深いですね。
それ以外では、個人的に最近のNostalgieのお洋服がすごく好きです。
特に、Nostalgieとaxes femmeを組み合わせたコーデがすごく良くて、スタイリングではよくミックスして着ています。
Nostalgieアイテム、今冬の推しは、ショールカラーファージャケット。毛足が長めなので、見た目の通り、肌触りがふわふわのふかふかで。axes femmeのアイテムを合わせたら、とってもかわいくなりそうじゃないですか!?
みなさんもぜひ、Nostalgieとaxes femmeをミックスして着てみてください!ひー様イチオシです!
◆ひー様’s Recommend Staff
推しで言えば、もちろんまいちゅんが不動のトップです。職場の後輩でもあるので、すごくかわいがっています。
注目してほしい方は本当にたくさんいすぎて選べないのですが、簡単に3人だけご紹介させてください!
1人目は、イオンモール広島府中店のなつさん。『#私のオトナaxes』の企画チームとしてご一緒させていただいたのですが、雰囲気や服装、そして顔がすごい好きです(笑) 。とにかくかわいい。しゃべってもかわいかったです。axes femmeを自分らしく着こなしているスタイリングが目に入ります。
2人目は、イオンモール名古屋茶屋店のあずまるさん。とにかく綺麗ですし、私とスタイリングのテイストが似ている気がします。私はクールエレガント、あずまるさんは女性らしいエレガント。axes femmeをすごく綺麗に着こなす。axes femmeを王道で着るんですけど、「かわいい」より「上品」な仕上がりなんです。素敵です。
3人目は、イオンモール高知店のsaki嬢さん。魅力的なスタイリングが多く、若い層から30代まで幅広く参考になるようなコーデなので、皆さんぜひチェックしてみてください!
◆Future is …♡
これからもお客様のために現場に立っていたいし、遠くにいるお客様が参考にしてくださるならSTAFF STYLINGも頑張り続けたい。「もっとたくさんの人にaxes femmeの魅力を届ける」活動は、今後自分自身のミッションとしてやっていきます。
あと、これからは、スタッフ・お客様とのつながりは今まで以上に大切にしつつ、「後輩へのつながり」も意識していきたいです。自分が経験してきたことは、若い子たちに全部つなげていきたい。
axes femmeには、本当に素敵な若手スタッフがたくさんいます。しかも、もっと輝ける可能性を持っている子たちです。私で力になれることがあったらなんでもしたいと思っているので、できる限りたくさんのことを伝えていきたいです。
今年でaxes femmeは20周年を迎えました。axes femmeは、今後30周年、40周年、100周年と…さらに末長く続いていくブランドです。
そんな素敵なブランドを、今後もずっと、もっと素敵にしていくためには、色んなことを継承していく「後輩へのつながり」が重要になると思っています。
お客様の幸せを第一に考えることができるスタッフを増やすために、今の自分の経験を後輩につなげていく。axes femmeの「未来につながるスタッフ」を、丁寧に、大切に育てていきたいですね。
▽『#私のオトナaxes』の制作背景はこちら▽
「30代の”かわいい”の入口に。お客様の声を元に作られた『#私のオトナaxes』。」